マルキ産業有限会社

相続予定のマンションが売れない時の対応

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相続予定のマンションが売れない時の対応

相続予定のマンションが売れない時の対応

2021/12/13

「両親からマンションを相続する予定だけど、売れないかも」と相続する不動産でお困りの方はいらっしゃいませんか?
相続する建物によっては、相続する前から不安ですよね。
今回は相続予定のマンションがなかなか売れないケースにスポットを当てて、対応をご説明させていただきます。

相続予定のマンションが売れない場合の対応

相続を放棄する

事前に価値がないとわかっていれば、相続しない道も選べます。
しかし、マンション以外の財産もまとめて相続を放棄することになります。
相続放棄の有無は、3ヵ月で決めなければなりませんので慎重に判断しましょう。

不動産会社へ買取依頼

不動産会社へ依頼を行い、資産価値を確認して買い取ってもらう方法です。
一度依頼をかけて買取が思うようにいかなくても、複数社依頼をすることで買取先が見つかる場合もあります。

寄付をする

不動産会社では売れなかった場合でも、寄付という形で手放すことができます。
主に自治体や法人などが対象になりますが、今後の費用負担も寄付先へ移ります。
寄付先の使用目的が明白でないと、受け入れてもらうことは容易ではありません。

老朽化による取り壊しや改築

築年数が50年以上経過すると、不具合による事故が起きる可能性が高いです。
一棟所有していれば、数千万円はかかる解体や改築を自費でやることになります。
金銭的な余裕がない限りは、築年数50年前後で手放すのが賢明でしょう。

マンションを放置しない

売れないからといって、放置しておくのは絶対に避けましょう。
買手を見つけて自分から所有権を手放さない限り、管理修繕や固定資産税といった費用は払い続けなくてはなりません。
劣化などが進むと年々管理費用が増えていき、大きな負担になる可能性もあります。

まとめ

相続予定のマンションは相続をしないことも手段のひとつですが、絶対に放置するのは避けましょう。
高額の費用をかけて改築や取り壊してしまう前に寄付先を募ったり、不動産会社へ依頼することできっと活路が見出せます。
不動産の相続は、熟慮して行動することが大切です。

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