相続登記をしないとどうなる?
2022/03/15
亡くなった方の所有する不動産を、相続人名義に変更することを「相続登記」と言います。
相続登記に期限はありませんが、相続登記をしないまま放っておくとどうなるのでしょうか。
この記事では、相続登記をしないとどうなるか説明します。
相続登記はお早めに
期限のない相続登記ですが、早めに手続きを済ませましょう。
遺産分割協議によって不動産の相続が決まったら、1年以内に相続登記を済ませることをおすすめします。
相続登記をしないことによるデメリット
不動産売却が不可能
相続登記を行わない場合、不動産の所有者は被相続人のままです。
他人名義の不動産は売却できないため、売却に最適な時期を逃してしまうかもしれません。
権利関係が複雑になる
代が進むと、相続人の数も増えます。
相続登記をしていない不動産は、相続人全員の共有物としてみなされるため、相続人が増えれば増えるほど相続の権利関係が複雑になってしまいます。
必要書類が入手困難になる
相続登記には、被相続人の住民票又は戸籍票が必要です。
しかし、被相続人が亡くなった場合、役所での住民票等の保管期限が決まっているので、いざ相続登記をするときに手に入らない場合があります。
まとめ
相続する不動産がある場合、後々トラブルにならないよう手続きは早めに行いましょう。
弊社では、不動産の相続手続きや名義変更など、様々な依頼に対応しています。
初めての相続登記で不安な方は、弊社までご相談ください。