土地の処分について
2022/09/01
土地を相続して使い道が無かったり、自宅から遠かったりする場合、土地を処分したいけどどうしたらいいかわからないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、土地の処分の仕方についてお話しします。
土地を処分する理由
土地があっても使い道が無かったり、売れそうにもない場所であれば、処分する事を考えるべきかもしれません。
土地を所有していれば固定資産税の支払い義務や、土地の管理をしなければなりません。
固定資産税
土地は所有しているだけで、固定資産税を支払わなければなりません。
使えそうにもない、売れそうにもない土地であっても、所有しているだけでお金はかかるものです。
土地の管理
土地によっては草木を生やしたままにしておくわけにいきません。
近隣の方とのトラブルを避ける為にも、しっかりと土地の所有者として管理をする必要があります。
さらに場所によっては、がけ崩れや自然に発生した災害でも損害賠償責任を問われる可能性もあります。
土地の処分の仕方
必要の無い土地で売却できない土地の場合の処分方法としては、相続される場合は相続を放棄する、もしくは寄付するという方法があります。
相続を放棄
親などから遺産として相続される場合、相続を放棄すれば所有する必要は無くなります。
相続する全てを放棄する必要がありますが、固定資産税の支払い義務は無くなります。
寄付する
土地は売れなければ寄付するという方法もあります。
寄付するのは個人でも法人でも、自治体などでも良いでしょう。
しかし、寄付された方は贈与税もかかってくるので、土地の広さなどによっては難しい場合もあります。
まとめ
必要の無い土地があった際、どのように対処すべきかを知っておかなければ、無駄にお金がかかったり、何かと手間もかかるものです。
土地の処分をお考えであれば早めに対処する事をオススメします。