家を売るタイミングについて
2021/11/17
持ち家のある方で、いつかは売ろうと考えていらっしゃる方もいるのではないのでしょうか。
今回は家が売れやすいタイミングと、価値をつけて売るタイミングについてご説明させていただきます。
家が売れやすいタイミング
住宅ローン金利が低い時期
住宅ローンの金利が低い時期は、返済額が下がることで借入者が増加します。
住宅の購買意欲が高い借入者が増えることで、買手も付きやすくなりますよね。
需要の高まる月
1~3月と9~11月は、家の需要が増加傾向にあります。
会社の人事異動による転勤や子供の進学など、生活環境を変える方が多い時期のためです。
価値をつけて売るタイミング
建物の築年数
築年数は10年未満、最長でも20年以内が最適です。
中古物件を選ぶとしても、築年数が新しいところに住みたくなりますよね。
時間の経過とともに家の価値は下がりますので、売却利益を重視するなら早い段階で売却しましょう。
また木造は20年以上経過すると、価値の付きにくい「古家」扱いになりやすいので注意しましょう。
近隣が再開発された後
商業施設や公共機関の建設など、再開発が近隣エリアで決定した場合です。
再開発後の価値が上がっている状態で売却すると、高値がつく可能性があります。
地価が高い年
土地の価格を(地価)と呼びますが、地価は毎年変動しております。
売却の検討をされているご自身の地価を事前に確認し、地価の高いタイミングで売却しましょう。
また地価が下がり始めた状況だと、更に下がり続ける可能性もありますので早々に売却するのも有効です。
まとめ
環境の変化が多い時期や住宅ローン金利の低い時期は、買手が多く家が売れやすいタイミングといえるでしょう。
築年数が浅いほど価値は高いですが、焦らず近隣の開発状況やその年の地価など様子を広く見ることが肝心です。