遠方にある不動産を売却する方法について

遠方にある親の不動産を相続したが、面倒で放置している方もいるでしょう。
実は現地に行かなくても、遠方の不動産を売却する方法があることをご存じでしょうか。
今回の記事では、遠方の不動産を売却する方法について紹介します。

遠方にある不動産を売却する方法について

持ち回り契約で売買契約を結ぶ

遠方にある不動産を売る際、買主と所有者が集まるのが困難な場合は持ち回り契約を締結できます。
現地に行かずに売買契約を結べるので、遠隔地にある不動産を売却する方が利用するケースがほとんどです。
しかし、所有者と買主の認識にずれが生じるリスクが高くなります。

縁故者や知人に代理人になってもらう

現地の近辺に住んでいる親戚や近くに住んでいる知人などに、不動産売買契約書の署名捺印を代理で依頼する方法です。
ただし、契約時のトラブルなど代理で署名した人に対する責任は、依頼する人が負うことになるので慎重に人選する必要があります。

司法書士へ依頼する

代理人を立てられない場合でも、司法書士に委任状を託すことにより代理で手続きしてもらうことが可能です。
ただし、司法書士に報酬は払わなければなりません。

遠方の不動産を売却する際の注意点

悪徳不動産業者に売却依頼をしない

信頼できる不動産選びが大切です。
遠方の不動産を売却するから、現地の不動産会社を比べるのは難しいと思われがちです。
しかし最近では、不動産一括査定サイトが普及しているので簡単に比較できます。

時間や手間がかかる

例えば、居住地以外の役所や法務局で手続きする必要があり、現地調査や確認に時間がかかります。

まとめ

遠方の不動産を現地に行かなくても、売却できる方法はあります。
しかしどの方法を選んでも便利な反面、多少なりともリスクがあることは頭に入れておきましょう。
「マルキ産業有限会社」でも手続きが不安な方のために、スタッフがサポートさせていただきます。