任意売却ができない理由とは
2022/01/15
住宅ローンの返済ができない場合の打開策として、任意売却を実行できます。
しかし、そんな任意売却ができない可能性があるんです。
それはどんなときに起こるのでしょうか。
任意売却ができない理由
不動産を任意売却できない場合には、いくつか理由があります。
債権者が認めていない
ここでの債権者は、銀行などの金融機関です。
金融機関では任意売却を認めていないところもあり、同意を得るのが難しいケースがあります。
任意売却は金融機関にとってリスクとなるため、できるだけ避けたいところなんです。
合意が得られていない
任意売却には、共同名義人がいる場合、その共同名義人の合意が必要です。
また、住宅ローンを借りる際の連帯保証人による同意も必要で、合意が得られないままでは売却できません。
共同名義人や連帯保証人には配偶者や親族がなる場合がほとんどなので、基本的にはスムーズな合意が得られます。
しかし離婚していたり、親族間の関係が悪い場合などは難しく同意されないケースもあるので注意が必要です。
売却額が低い
任意売却した際に、住宅ローンが完済できるとは限りません。
オーバーローンと言われるケースでは、売却した額が残債よりも低い場合があります。
その場合、その差額を自分で支払うことになり、その返済方法がきちんとしていないと金融機関の合意を得ることができません。
まとめ
任意売却は、全部がうまくいくとは限りません。
それを回避するためにも、自宅がどれくらいの価値があり、どれくらいで売却できる見込みがあるのか知っておく必要があります。
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